気になっている男性との関係がなかなか前進しないと、何かこちらからアプローチしたほうが良いのか悩んでしまうという人もいることでしょう。
そこで本記事では、女性から男性への告白に対する印象から、告白に向いているタイミングやセリフ、告白時の注意点まで、具体的な例も交えながら詳しくご紹介します。自分の気持ちを伝えたいと考えている場合には、ぜひ参考にしてみてください。
女性から告白するのはあり?
世間では「草食系男子が増えている」なんて声を耳にすることもありますが、実際のところ男性たちは、「女性からの告白」をどのように思っているのか気になるところです。
しかし男性でも女性でも同じかもしれませんが、相手のテンション次第で印象は異なります。ではまずは、どんな受け取り方をされるのか、パターン別に見ていきましょう。
1.なんとなく「いいな」と思っているとき
人からの好意は基本的に嬉しいものですが、やはり少しでも「いいな」と思われているときにはかなり効果的。「自分のことを認めてもらえた気がする」「気にはなっていたけど、余計に意識するようになる」というように、素直に喜んでもらえるケースも少なくありません。
とくに「自分から告白しようと思っていたけど、どうしてもタイミングがつかめなかった」という相手にとっては、交際が始められる最高のキッカケになるでしょう。
2.まだ気持ちが定まっていないとき
なんとなく良いムードは流れているものの、相手がなかなか告白してこないケースもあります。そういった場合、彼の気持ちがまだ定まっておらず、少し迷っていることも。
このときの反応にはバラつきがありますが、「自分の中で好きな気持ちがハッキリしてから告白したかった」「友だちとしては好きだけどいざ付き合うとなると戸惑う」というように、少し相手が引いてしまうときもあるようです。
なかには「自分から追いかけるほうが好きだから、告白されちゃうと冷める」というパターンもあり、どこか急かした印象になることもあります。そのためまずは相手の気持ちをしっかりと見極めることが欠かせません。
3.正直「ごめんなさい」なとき
好きだと思われていることが嬉しくなる反面、その気持ちに応えられないとなると、どこか「申し訳ない」となってしまう人もいます。あまり気にしないタイプなら特に問題はないですが、なかには「意識されていると思うと少し気まずい」というケースも。
「恋人として付き合う気は全くなかった」というパターンも少なくないので、ときにはせっかく仲良くなれても、その後気軽に会えなくなることもあるかもしれません。
女性からの告白が成功しやすいタイミング
恋愛の告白には、タイミングによる影響もないとは言い切れません。できれば彼の気持ちがこちらに向いている、もしくは、向けられるようなときに告白するのがベストなので、具体的にはどんなタイミングが良いのかご紹介していきます。
1.連絡が来たり会ったりする回数が増えてきた
たとえば何気ない雑談の連絡が来るようになったり、ご飯や飲みに誘われる頻度が高くなってきたり。相手からのアプローチが増えているのであれば、それはあなたを気にしている証拠です。
またこちらからの誘いであっても、頻繁に2人きりで会っているのであれば、少なくとも多少の好意は抱いてくれています。単純に友だちとして仲良くなってきているケースもあるので、しっかりと見極める必要はありますが、親密度が目に見えて高まって来ているときは、かなりよいタイミングです。
2.深い話ができるようになってきた
人間性が分かるような個人的な話をしてくれるようになったら、だいぶ心を開いていると考えて良いでしょう。例えば恋愛観や結婚観といった話題にも前向きに応えてくれるのであれば、脈ありのサインともとれます。
もしかしたら相手側があなたのことを探っている可能性も高く、向こうも告白のタイミングを図っている場合もあり得るので、女性から告白するには絶好のチャンスでしょう。
3.彼の誕生日や季節のイベントが近くなってきた
女性も同じような気持ちになるかもしれませんが、やはり何か特別な日には、誰かにそばにいてほしいと思うものです。誕生日に何もないと、どこか寂しい気分になるという人もいることでしょう。
またクリスマスやバレンタインで周りが盛り上がっていると、その雰囲気に煽られて恋人がほしい気持ちが高まることも少なくありません。こういったタイミングであれば、ちょっと気になっている程度でも、急に意識してしまうケースもあり得るので、告白してどうにか関係を進めたいときには良い機会です。
女性からの告白で成功しやすいセリフ
自分の素直な気持ちを伝えるのはなかなか恥ずかしいものですが、女性からの想いのこもった言葉には、男性も思わずキュンとしてしまうでしょう。彼の心を揺さぶるには、一体どんなセリフが良いのか、具体例を上げて解説していきます。
1.シンプルに「好きです、付き合ってください」
王道ではありますが、最も伝わりやすいセリフです。あいまいな言葉にしてしまうと、せっかく思い切って告白しても、相手に分かってもらえないこともあります。
相手の気持ちを察するのは、男性のほうが比較的苦手という風潮もあるので、ここはズバっと彼の心にダイレクトに響く言葉がおすすめ。「出会ってからずっと好きでした」「あなたのことが大好きです」など、シンプルなセリフで彼をときめかせてしまいましょう。
2.ストレートに「ずっと一緒にいたいから、彼女になりたいです」
これもなかなか直接的なセリフではありますが、単純に「好き」という今の気持ちが伝わるだけでなく、これから望む関係性も含まれている点がポイントです。
一緒にいるために彼女になる、というと相手に誠実に向き合っている印象も与えられますし、どことなく甘えている感じには男性も思わずドキドキしてしまうでしょう。ストレートながらも、相手にちょっといろいろ考えさせるスキもある良いセリフです。
3.ちょっと煽る感じで「今の関係のままじゃイヤ」
あまりに直球なセリフだと言いづらいという場合には、相手に少し考えさせる言葉でも良いでしょう。ちょっと照れているような様子も見え隠れしますし、恥ずかしがっている姿に男性はキュンとします。
もしかしたら相手が自分から告白したいタイプの可能性があるので、わりと積極的な男性にも効果的かもしれません。「本当は告白したいけど振られるのが怖い」という彼にとっては、その一歩を踏み出す良いキッカケにもなるでしょう。ずっと友だちとして仲良くしてきた相手への告白にもぴったりです。
4.相手に意識させる「わたしじゃダメですか?」
彼の気持ちをまだ掴みきれていないと感じているときには、こちらを意識するよう仕向ける言葉をかけてみるのも良いかもしれません。たとえば前の恋人に少し未練がありそう・いまいち向こうのテンションが分からない、といった場合には、相手にゆだねるようなセリフも効果的でしょう。
「好き」まではいかなくても「ちょっといいな」くらいに思われている場合には、2人の関係を進めるのに効果的です。
まだ告白しないほうがいい状況
先ほどは告白するのに向いているタイミングについてご紹介しましたが、その逆に避けたほうが良いときもあります。好きな相手にこそ、こちらの想いを押し付けるのではなく、少し客観的になって良い機会を見極めましょう。
1.出会ってまだ日が浅い
はじめのうちから気の合う相手であれば、出会ってすぐに気持ちが盛り上がるのにも無理はありません。しかし1度、冷静に考えてみてください。向こうからすれば、まだあまり深く知らないのに告白されたところで、困ってしまうだけです。
さらに行動が早すぎても「誰にでもこういうこと言っているのかな?」と、不信感を抱かれてしまう可能性もあります。もしかしたら相手には恋人がいるかもしれませんし、きちんとお互いのことを知る時間を設けて、ある程度2人の仲を深めてからの告白でも遅くはありません。
2.仕事やプライベートで彼が忙しそうにしている
特に相手が忙しくしているときには、まず会ってもらう時間を作るのも難しいでしょう。もし多忙なタイミングで告白をされたとしても、恋愛にまで頭が回らない可能性もあります。
何か大きなプロジェクトや企画を進めている場合、あまり他のことは考えたくないというのが本音です。相手を想うのであれば、落ち着くまで待ってあげるのがベスト。せっかく彼の気になる存在になれていたとしても、配慮のない行動によって気持ちが離れてしまうかもしれません。
3.明らかにまだ脈がない
こちらから連絡をしても返信がない、2人きりで会ってもなかなか盛り上がらない、親密になれている気がしないという場合は、残念ですが高確率で好意が持たれていません。
このような状況で告白をしても相手を困らせてしまうだけなので、いったんは避けたほうが良いでしょう。また気のない相手から押しの強いアピールをされたところで、大抵はあまり響きません。こちらの態度も少し控えめにしてみるのも1つの手です。
女性からの告白のカギは相手に対する観察力
誰かから好かれることに悪い気がする人はいませんが、恋愛の告白となると、相手の気持ちや状況によって、捉え方は変わってきます。女性からの告白は、もちろん「あり」です。
しかし彼の立場にもなって、しっかりと互いの関係性を見極めてからの告白のほうが無難でしょう。女性からの告白で大切なのは、相手の様子をきちんと汲み取る「観察力」です。ぜひ絶好のタイミングと、あなたの想いが伝わる言葉で、彼の心をがっちり掴んでください。